霞ヶ浦の一部である州の野原の西端に有り、近くには、新利根川、野田奈川、ザコ川、上の島新川(大重水路)などが水門等で結ばれている。
へら釣りとしては岡から狙える導水路が人気で、特に秋から早春にかけては、風からの逃げ場として、又、浄化設備による水の動きが厳寒期であっても魚に活性をもたらしている。葦原が風を防いでくれるのもこの時期有りがたい。
通常15尺程度で斜め護岸下の平場に入るので、竿は宙で13尺程度から使用されるが、冬場は18尺程度以上で沖目での実績が高い。タチは3m強で何処でも変化無い為に日によって釣れる場所に違いが生じる。
厳寒期は、浄化設備のブイに近い所がへらの居付きも良いようで、ポイントBが第1級ポイントである。
流れは、非常にゆったりで、バランスの底釣り、しかもセット釣りが良いだろう。22尺程度になると振りこみその他で通しの釣りになる事が多い。打ち始めは、ハリス段差分底を切ってはじめるとアタリ出しが早い。
駐車は、問題ないが、近くにトイレは無い。
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ポイントA フェンス脇に座を構え、16から18程度でフェンス先2m地点を狙う。 ポイントB 冬場の1級ポイントで18尺以上で浄化のためのブイ近くを狙うのが良い。 ポイントC、Dは四季を通して人気が高く、16尺位からで、フェンス脇、テトラ近くを狙う。Bに負けないポイントである。 ポイントE やや歩くが、静かに釣りが出来るポイントで地元の人が入っている事が多い。葦が倒されているところがポイントで一目瞭然。 全域、釣り台の設置は容易だが、護岸から底部への斜めに護岸されている事で、落ちると上がれないので、立ち込みは十分注意が必要である。 イラストに示した、ポイントは代表的なもので、その付近での釣りは全く問題ない。 入釣者の程度で場所を選んで貰いたい。 |