神崎水路 詳細                    ランク

 神崎町北部、利根川南岸神崎大橋より西に500m程の所に有る。現在は、この水路を利用して天の川公園と名を変えている。大変良く整備されており、駐車場は勿論、トイレも完備している事から、子供、女性連れでも安心して釣りが出来る。少ないながら、放流も実施されており、魚影は濃い。公園の中としての性格上、小場所で驚くが風等で、他の釣り場が駄目な時は、入釣してみては如何でしょう。、

夜越川    夜越川の釣場マップ         ランク

 よろこし川と読む。旧牛堀町のほぼ中央を流れ、常陸利根川に直結している。釣り場は川幅が広くなる下流域の国道51号より300m上流までに限られる。春の乗っ込み時期には、常陸利根川を経由して、霞ヶ浦のへら、マブナ、コイが大量に入る。よって、春の時期に限られるが、大雨で利根河口堰が開かれると、急な流れを嫌ったへらが、一時避難に入る。
 51号より下流はやや深く、上流は浅い。地形から風には強い。3月末頃より梅雨明けまで楽しめる。足場悪い。


十角水路 詳細                    ランク


 新利根町柴崎地内と河内町の境付近、利根川長豊橋北側2km程の所に有る。新利根川柴崎堰下流に有る十角排水機場に始まる幅8m程度の水路であるが、タチが7尺ほど有り水路としては深い。年末から春にかけての冬場に実績が高い。冬場に尺上が出るのと北風に強い事から、休日には、管理釣り場並みの混雑となる事もしばしばである。難点は、機場が稼動するとまったく釣りにならないほどの急流になることである。冬場は、平均90分で稼動停止するので待つ事である。停止後は荒食いとなる。釣り場は、機場から一つ目の橋から国道408号線を過ぎた所までの約1.5km区間だがへらは機場から水路の分かれる所までの700m区間が実績が高い。


ロンツー  (過去の釣り場)                       

 小見川町に属し、利根川常陸利根川に挟まれた州にある。息栖大橋の西側1km地点。かつては葦原の良き釣り場であった。昔を知る人は、この名を懐かしく思うはずである。春の乗っ込み時期には、この地が語られない時は無いほどであった。それも昔の話、現在でも堤防は残されているが、水の無い葦原と一部水田として利用され僅かな釣り場が、残っている程度である。春の一時期南側に水が入り、乗っ込みも見られるが、いまいちである。釣り雑誌には、乗っ込み時期の好釣り場として写真付で紹介されるが、釣り場としては残念ながら、入釣の不便差から、過去のものとなってしまいました。近くには常陸利根川の大型の釣れる場所として名高い、ロンツー前テトラの釣り場、小べらの釣り場源八エンマがある。


延方水路  詳細                   ランク

 潮来前川の一部で潮来町東部に位置し、幅20mの水路であるが春の釣り場の代表格的存在である。東は外浪逆浦北浦とを結ぶ鰐川と米島水門で結び、西は常陸利根川に通じる潮来前川と大洲水門で結ばれている全長4kmにも及ぶ良き釣り場である。タチは流芯で6尺、4尺程度のマコモ周りや障害物周りを狙うのが一般的である。
 東関東道路潮来インターから1.5km北に進んだ所で、西の外れには、潮来町の温水プールそして前川運動公園がかつてのごみ捨て場跡に建てられている。小規模に蛇行しており、川筋は変化がある。又、水門の開閉で水を入れているため、魚が大量に遡上、水の流入のニュースは大挙して釣り人が押しかける号令でもある。例年3月下旬には水が入れられ、50cm弱の大物を釣り上げる人も出る。4月の中旬からは朝夕の釣りが適している。
 近くには、延方排水路の機場を公園にした溜りがある。大風の時の逃げ場でへらも出る。


潮来前川   詳細  大洲の釣り場マップ    ランク


 常陸利根川から潮来町の街中を東西に走る川で、下流部はあやめの公園になっている。潮来町の観光スポットであり、昔、娘船頭、今は、女船頭と呼ばれる観光サッパ舟が行き来する。新佐衛門川は千葉県側で、12橋で知られるが、それに対抗してこちらにも、12橋がある。
 釣場は残念ながら、街中では難しくなってしまいました。(地元釣り師は5丁目の旧ポイントで時々狙っています。)東の外れ、水郷有料道路から、延方水路と接する大洲水門までが、春秋、入釣者があるくらいで、1年を通しての釣りは見かけなくなってしまいましたが、大洲水門付近は、大きな溜りであり、ここでは晩秋から早春、大型狙いのへら釣りの姿も見られます。平成13年春には、50cm超のへらも釣れたと云われています。

長島新堀                         ランク

長島橋から機場方向、右手は県道 与田浦への吐き出し
橋の袂は深い、西風の強い時は
良い釣場

 佐原市長島地区を流れる幅20mほどの川で、西は横利根川、東は西部与田浦と接する。呼び名は長島川与田浦川とも言う。放流もされているがへらはやや小型が多く、浮きの動きは良い釣り場である。東西の風に弱いが、水面は比較的落ち着いている。常に横利根川から水を入れているのと泪川から外浪逆浦へ機場を通して排出している為、流れを伴なう。レン魚が多いのに驚かされる釣り場だが、入釣者は、平日でも絶えた事はない程の人気川である。近くには大小の水路が点在する事からマブナの釣りも盛んである。深場の釣りは横利根網外がすぐ近くであるからそちらに容易に移動が可能。2002年八筋川機場で工事が行われている。

与田浦水道   詳細  ヨコ堀の釣り場      ランクA


 与田浦川とも呼び、広い意味では長島新堀与田浦川の一部と言える。与田浦水系の中心的な釣り場で、ほぼ一年を通して釣りが可能、周辺には縦横無尽に堀、水路があり、へらに限らずマブナの釣り場としても、人気が有る。
 佐原市の水生植物園が隣接する西部与田浦から東に延び、磯山ワンド東部与田浦までの4kmにも及ぶ幅100mの川である。かつては広大な浦を成していたが、相次ぐ干拓事業により今の形態に落ち着きました。
 水郷地帯の共通の悩みではないが、ここでもマコモ、葦等の植物を急速に失い、一部に面影を残す、やや殺風景な釣り場に変貌してしまいました。このところの放流と足場の良さで、へら釣りに訪れる人も多くなり、活気が戻りつつあります。難点は、風に弱く、比較的浅いと言う事です。新佐衛門川泪川草林水タテ堀ヨコ堀が隣接の釣り場として知られている。


神の池    詳細                   ランク

 鹿島臨海工業造成時、半分以上が埋められてしまい、現在は周囲4km弱の人工池風になってしまった。造成時、ブルドーザーで底をならしたため、底に変化は殆ど無い、若干西側鉄塔付近が底の変化場所として知られているが、駐車場から遠く、あまり釣り人は見られない。
 現在は、神栖町の憩いの場として、整備が進み、周囲は、遊歩道、公園、テニス、パターゴルフなどがあり、釣り場としての魅力は、さほどではない。しかし、魚影は濃く、5月の一ヶ月間は賑わいを見せる。又、夜釣りが出来る事では、貴重な存在であろう。神栖町役場、文化センターを目標にすれば容易に訪れる事が出来よう。ここでも水辺の植物は、殆ど、失ってしまった。残念の一言である。
 水が入れられ、安定して釣れだす5月には、毎年釣り大会も開催される。5月だけの限定釣り場。


利根本流  写真                  ランク

 上流部から、長豊橋付近、常総大橋上流部、川尻乱杭(現在は釣り不向き)、平川、石納乱杭津の宮テトラ草林のテトラが以前からへらの釣り場として良く知られている。釣り場によっては、土砂の堆積で、底が変わった所も有り、昔ほどは良くない模様である。川原に車で入れないところが多く、数百mも歩くのも、人気が低迷している原因のひとつである。しかし、ここでのへらの掛かった時の引きの強さは、他では絶対に味わえない独特なものがあり、根強いファンの虜にしている一方、近年は、アメリカナマズに占領された感が有り、釣りの姿はあまり見られなくなってしまいました。比較的簡単に入れる佐原市の小野川吐き出し、横利根川閘門の吐き出しが人気。乗っ込み時期には小見川橋付近や入釣がしやすい各水門の付近でも良く釣れる。
 毎週のように通い、釣り場に精通する事が、大事な釣り場である。 

新八間川  詳細                   ランク

 佐原市の名門釣り場、水郷大橋の西、利根川南岸を寄り添うように流れている。佐原市の釣り大会はここを中心に行われていたほどのへらの名門釣り場、現在は、人気低迷である。原因は、駐車が限られる事にあると思っている。北岸に沿うように走る道路は、この地域の生活道路であるが、すれ違いもままならぬほど、狭い、釣りに来ても、車が止められなければ、自然と敬遠されるのも道理である。
 へらの魚影は濃い、特に春の釣りでは定評があり、仁井川橋付近、昭和橋から森戸橋にかけては、良い釣りが出来る。護岸された所もあり、足場も良い所が増えたのは嬉しい。また、オンドマリに近い釣堀の裏などは、今も昔も変わらぬポイントである。

黒部川   詳細                    ランク

 小見川町の代表的釣り場、黒部池とも言い、釣り場として知られているのは川幅が広がる小見川大橋南側から東庄町にかけての7,8kmの区間である。大部分は、駐車に不便で、車での釣りは制限され、小見川町のコミュニティセンター前や南岸の大根塚下といわれるポイント。笹川駅から北に向かった一帯から河口水門に限られる。
 大場所だけに、風に弱いが、放流もされており、魚影は大変濃い。釣り期は、年間で有るが、5月頃からは水上スポーツの為に釣り難い面も持っている。年間を通して釣り人は絶えない。便利さからは、コミュニティ前が駐車には便利小見川大橋から回りこむと迷わないで済む。
 毎年4月の中旬には、上流小見川総合病院前に近い所で、型物が上がり、地元の方を中心に賑わいをみせる。道幅が狭く、駐車は限られる。私達は、やはり、大場所狙いが無難と思われる。竿は8尺程度の短竿と、16尺以上の長いものを使い、その日の竿の長さを決めてほしい。この川の流域には、西に川幅の狭い水路小堀川、阿玉川機場前も風によっては良い釣り場である。

新佐衛門川                       ランク

 かの有名な、十二橋を有する川で、潮来町の中心部を対岸に見る、常陸利根川の南岸から始まり、与田浦水道に注ぐ川である。へら釣り場は、与田浦水道に吐き出す所から、橋を過ぎ、上流にある新島小学校脇までの400mと意外と少なく、釣り座も限られる。最も、実績が残されているのは、橋と吐き出しの間の西岸で、12尺程度で崩れたオダを狙う釣り方である。吐き出し東岸には、釣り用の桟橋も設けられているが、西岸の方をお勧めする。橋より学校の脇までは、東側からの釣りを進めるが、座を構える所は、少ない。晩秋から冬季にかけては、型が良くなる傾向と言われるが、近年、型物を上げた話は、耳にしない。往年の夢物語が一人歩きしている感じがする。観光用のサッバ舟の往来が多く、釣り難い春から秋にかけては、落ち着いた釣りは出来ないので、風で、逃げ場を失った時に竿を出せば良いだろう。

2001年2月西岸護岸工事実施された。